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「外交文書の認証を不要とする条約」

突然条約の話?

いえいえ、前回台湾セミナーの時の宿題です。

少々長くなりますのでご了解願います。

まずは次の資料を見て下さい。

大丈夫です、

ただ見るだけです。

上記に名前がある国・地域は、

何か省略して簡単に出来るんだな!

と理解して下さい。

理解した方は、

次の説明を読んで見て下さい。(外務省資料)

出てきましたねー。

「アポスティーユ」実は、お菓子ではなく、付箋だったのです。

 

書類に印を押した付箋をつけるだけで認証されてしまうのです。

 

       公印確認(外務省)  + 駐日外国領事の認証ーーーーーー→提出国  

       

        付箋による外務省の証明(アポスティーユ)ーーーーーー→提出国 

 

外務省の分室は、大阪にしかありません。

直接持ち込めば、すぐ処理してもらえますが(受取は、翌日)、郵送なら2週間位かかるそうです。

時間のない方は、東京・大阪の外務省の近くの行政書士に郵送してやってもらうのがいいと思います。

費用は、少しかかりますが自分で行くより断然お得です。

富山県の人は、東京にするか大阪にするか悩ましい所です。

        

やっと「台湾」の話です。

 

先の一覧表にはありませんしでしたね。ですからアポスティーユは利用できません。

 台湾の領事館も外交関係がないのでありません。

だから外務省も関係ないのです。・・・・・・・・???

 

じゃーどーするの?

今度は、こちらを見て下さい。

という訳で実質的に大使館・領事館の役割を持つ民間の機構があります。

それぞれ管轄を持っていて富山県の場合は台北駐大阪経済文化弁事処行います。

 

従って「台湾」の場合は外務省を通さず台北駐日経済文化弁事処の認証になります。

尚 私文書の場合は公証役場の公証(法務局の押印証明を含む)が必要になります。

 

 

        台北駐日経済文化弁事処の認証ーーーーーーーーー→台湾

 

 亦 郵送には対応していないらしく、直接出向くしかありません。

 詳しくは台北駐大阪経済文化弁事処にお問い合わせ下さい。

 

やはり大阪通勤圏内の行政書士に依頼するのが賢明です

 

長くなりましたので、これで〆ます。