■「すんしゅう おおのしんでん」
三十六景は、いよいよ富士山の裾野 駿州(駿河国 現在の静岡県中部)に入ります。
この絵は、牛が多く描かれていましたので、以前一度 干支の画像として
利用させて頂きました。(2021年1月1日)
大野新田は、東海道の原宿(沼津市)と吉原宿(富士市)へと向かう間にあり、
富士山の真南に位置し、富士が真正面に見えるところとして知られていました。
元は駿河湾の一部で沼や湿原広がっていました。
右に小さな島が二つあります。これは浮島沼を描いたものです。
すぐ近くには、「だるま市」で有名な妙法寺(富士毘沙門天)があります。
富士山、富士川、水鳥、牛、葦、は
鎌倉幕府の成立に深く関わったようです。
:出 典
画 像 著作権フリー絵画 葛飾北斎
地 図 Google Map 「静岡県 富士市 大野新田」
リンク Wikipedia 「 浮島沼 」
リンク Wikipedia 「富士川の戦い 水鳥の羽音」
リンク Wikipedia 「 葦 」
画 像 著作権フリー写真 ダルマ