■「とうかいどうえじり たごのうらりゃくず」
田子の浦は、現在の静岡県富士市一帯の海岸を指し、海と富士山の距離が最も近い地域です。
『百人一首』にも詠まれたように古くからの名所として知られていました。
この絵は、遠景、中景、近景と三そう構造になっており
遠景 左側に長く裾野を伸ばした富士山
中景 浜辺の塩田で働く人々
近景 海中での4隻の船
それぞれ三景の視点が異なるのではないかと言う説もあります。
三景を合わせて1枚の絵に凝縮されているようです。
思いが 江戸時代から万葉の時代へと引き戻されます・・・。
:出 典
画 像 著作権フリー絵画 葛飾 北斎
地 図 Google Map 「静岡県 富士市 田子の浦」
リンク Wikipedia 「 山部赤人 」
リンク Wikipedia 「田子の浦」
動 画 YouTube 東海道 山部赤人が歌った「田子の浦ゆ うち出でてみれば・・・」